コンクリート表面に付着する藻類の生長を促す「環境活性コンクリート」

日建工学株式会社
掲載日:2018/03/02 再生回数:0
環境活性コンクリートとは、コンクリートを作る際にアミノ酸の一種であるアルギニンを混ぜ込んだアミノ酸入りコンクリートです。コンクリートは、セメントと砂と砂利を水で練って作りますが、環境活性コンクリートは、固まる前の状態の「生コン」にアルギニンの粉末を混ぜたものです。人にも生き物にも環境にも優しい素材としてコンクリートが生まれ変わります。環境活性コンクリートを海や川に沈めると、コンクリートの中からゆっくりと溶け出すアルギニンが、コンクリートの表面に着く、微細藻類と呼ばれる小さな藻(も)の生長を早めることが分かりました。勢いよくたくさん育った微細藻類は、海ではアワビやサザエ、ナマコなどをはじめとする様々な生き物の餌となります。また、川ではアユなどの魚の餌となります。このようにコンクリート表面の藻の生長はそれを食べる生き物のつながりを活性化し、コンクリートの表面を起点とした新たな食物連鎖を形作ることに役立つのです。

このアイデア、
あなたはどう思った?

Pie Chart

お問い合わせ 動画を投稿する